※この記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。価格は市場状況により変動します。
前回の記事では、PCパーツの価格高騰がしばらく続くという厳しい現実をお伝えしました。
「それでもPCが欲しい!」という方に向けて、今回はBTO・自作・メーカー製の3択をコスト面から比較し、今の状況で最もコスパの良い選び方を考えてみます。
まず前提:どの選択肢も「高い」
最初にはっきりお伝えしておくと、BTOも自作もメーカー製も、2026年現在はすべて割高です。パーツ価格の高騰はどの購入方法にも等しく影響しています。
たとえばBTOのゲーミングPCは、2026年1月だけでハイエンド帯が前月比で約15%値上がりしたという調査もあります。「BTOなら安い」という時代は、少なくとも今は終わっています。
その上で、3つの選択肢を比較してみましょう。
① BTO(カスタマイズPC)
メリット
- 組み立て不要・すぐ使える
- 保証がしっかりしている(初期不良対応など)
- ある程度の構成カスタマイズができる
デメリット
- 同スペックの自作PCと比べると割高になりやすい
- パーツの選択肢が限られる
- 価格高騰の影響をダイレクトに受ける(すでに各社値上げ済み)
- メモリやSSDのグレードを下げて対応しているケースもある
こんな人に向いている
「とにかく手間をかけたくない」「組み立てに興味がない」という方。ただし今の市場では、割高感は否めません。
② メーカー製PC(DELLやHPなど)
メリット
- サポートが充実している
- 法人向けモデルは品質が安定している
デメリット
- カスタマイズの自由度が低い
- 同スペックで最も割高になりやすい
- ゲーミング・クリエイター用途には不向きなケースが多い
こんな人に向いている
事務作業メインで、サポートを重視する方。ゲーミングやクリエイター用途にはあまりおすすめできません。
③ 自作PC
メリット
- 同予算で最も高スペックに仕上げやすい
- パーツを一つひとつ自分で選べる(こだわりを反映できる)
- パーツ単位でのアップグレードがしやすい
- 価格が下がったタイミングでパーツを買い足せる
デメリット
- 組み立てに知識と手間が必要
- 初期不良はパーツごとのメーカー保証で対応する必要がある
- トラブル発生時に自分で対処する必要がある
こんな人に向いている
「自分好みの一台を作りたい」「コスパを追求したい」「ゲーミングやクリエイター用途で予算を最大限活かしたい」という方。
価格高騰の今、どれを選ぶべきか
正直にお伝えすると、コスパという観点では自作一択です。
BTOやメーカー製は、人件費・保証コスト・利益分が上乗せされます。パーツが高騰している今こそ、その上乗せ分が気になります。同じ予算なら自作の方が良いパーツを選べる可能性が高い状況です。
ただし、「組み立てが不安」「失敗したくない」という気持ちは当然です。そのハードルを下げる方法の一つが、組み立て代行という選択肢です。
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