本記事は、有志による徽章の出現率の集計と検証をもとにまとめた個人の備忘録です。数値は2026年9月時点のもので、集計値には誤差があります。不正確な情報が含まれている可能性があります。ゲームのアップデートにより仕様が変更される場合があります。
徽章厳選でいちばん悩むのが、「どの特性が出たら研磨剤を使ってロックするか」だと思います。
研磨剤は入手量が限られているうえ、ロックする数が増えるほど1回あたりの消費も増えます。この記事では、有志が約4,000個分の徽章を集計した出現率をもとに、何がどれくらい出にくいのかを数字で確認しながら、ロックの考え方を整理します。
- ロックするのは「出にくくて、そのキャラの火力や役割に直結する特性」だけ
- 具体的には虹の会心率・虹の属性耐性貫通・虹のSP獲得効率(初級・中級)、スキルレベル+3(中級)、採用している素質のレベル+3(上級)
- これらは攻撃力%や種別ダメージの虹と比べて1桁近く出にくい
- 金・+2でも、恩恵の雫で1段階上げられる。雫込みで考えると、狙うべき回数が数百回から数十回に縮む
- 研磨剤は「絶対に欲しい」特性のどれかが出るまで使わない
徽章とロックのおさらい
| 徽章 | 解放 | この徽章でしか出ない/出ない特性 |
|---|---|---|
| 初級(三角章) | Lv70 | ステータス系のみ。スキルレベル・素質レベルの上昇は出ない |
| 中級(円形章) | Lv80 | スキルレベル上昇(通常攻撃・主力スキル・支援スキル・必殺技)が出る |
| 上級(六角輝章) | Lv90 | 素質レベル上昇が出る。代わりに会心率・属性耐性貫通・SP獲得効率・種別の会心率・スキルレベル上昇は出ない |
- 1つの徽章には特性が4つ付き、同じ特性が2つ付くことはないと報告されています
- 研磨剤を使うと最大2つまでロックして、残りを再抽選できます。ロックする数が多いほど研磨剤の消費も増えます
- ロックした枠は抽選されなくなるので、1つロックすれば抽選される枠は3つ、2つロックすれば2つに減ります。つまり、ロックするほど「まだ出ていない特性」は出にくくなります
最後の点がロック判断の肝です。ロックは「確保」と引き換えに「残りの特性の出やすさ」を削る行為だと考えると、何に使うべきかが見えてきます。
出現率から見える「出にくい特性」
有志による約4,000個分の集計から、ロック判断に関わる数字を抜き出しました。数値は1枠あたりの出現率です。1つの徽章には4枠あるので、徽章1個で出る確率はおおむね4倍が目安になります。
| 徽章 | 特性 | 出現率 (全レア度) |
うち 虹/+3 |
|---|---|---|---|
| 初級 | 会心率 | 約1.8% | 約0.06% |
| 属性耐性貫通 | 約2.4% | 約0.05% | |
| 主力/支援SP獲得効率 | 各約2.0% | 約0.03〜0.08% | |
| (比較)攻撃力%・スキルダメージ | 約4〜5% | 約0.8〜1.2% | |
| 中級 | 主力スキルレベル上昇 | 約3.7% | 約0.29% |
| 支援スキルレベル上昇 | 約3.4% | 約0.16% | |
| 会心率/属性耐性貫通 | 約1.5〜1.6% | 約0.05〜0.08% | |
| 上級 | 素質レベル上昇(どの素質でも) | 約11.9% | 約0.57% |
ここから読み取れることは3つあります。
- 会心率・属性耐性貫通・SP獲得効率は、出ること自体が他の特性の半分以下。そのうえ、出ても虹になる割合が低く設定されているようです(有志の推定では、攻撃力%や種別ダメージが約12%なのに対し、この4種は約4%)。「出にくい」が二重にかかっているので、虹で揃えるのは相当な長期戦になります
- スキルレベル上昇は、中級徽章の約4割に1つ以上付きます。ただし大半は+1で、+3は1割未満です
- 上級の素質レベル上昇は、キャラが持つ素質すべてから均等に選ばれます。詳しくは上級の項で触れますが、主力で使うキャラでも支援側の素質+3が付くことがあり、狙った素質の+3はさらに出にくくなります
集計した有志によると、希少な特性の数値には±50〜100%程度の誤差がありえます。「0.05%と0.08%のどちらが出やすいか」を比べるほどの精度はないので、「桁が違うかどうか」を見る程度に使ってください。
また、中級徽章の支援SP獲得効率の虹は集計上0件でしたが、実際のゲーム内では出現を確認しています。
恩恵の雫で狙い方が変わる
恩恵の雫は、徽章についた特性のレベルを1段階上げるアイテムです。
- 徽章1つにつき2個まで使える
- 例:金の属性耐性貫通 → 虹の属性耐性貫通
- 例:主力スキルレベル+2 → +3
これで何が変わるかを、ざっくり計算してみます。
徽章1個で出る確率 = 1 −(1 − 1枠あたりの出現率)4
平均の再抽選回数 = 1 ÷ 徽章1個で出る確率
| 狙い | 虹/+3 のみ |
金/+2以上 (雫で上げる前提) |
|---|---|---|
| 初級:属性耐性貫通 | 約500回 | 約70回 |
| 初級:会心率 | 約420回 | 約100回 |
| 中級:主力スキルレベル | 約90回 | 約20回 |
| 中級:支援スキルレベル | 約160回 | 約30回 |
例:初級の属性耐性貫通。虹は1枠あたり約0.05% → 徽章1個で約0.20% → 平均約500回。金以上なら1枠あたり約0.35% → 徽章1個で約1.4% → 平均約70回。
※ ロックせずに4枠すべてを抽選した場合の目安です。1つロックすると抽選枠が3つになるので、回数はおよそ4/3倍に増えます。スキルレベル上昇は付く数が多いほど確率が絞られている様子があり、実際はこれより多くかかる可能性があります。
虹だけを狙うと数百回単位だったものが、金でよければ数十回単位に縮みます。希少な特性ほど、雫を前提にしたほうが研磨剤も時間も節約できます。
ただし雫は1徽章2個までなので、「どの2か所に使うか」も先に決めておく必要があります。攻撃力%や種別ダメージのような出やすい特性に雫を使うより、会心率・耐性貫通・スキルレベル・素質レベルのような出にくい特性に回すほうが効率的です。
ロック判断の基本ルール
- 厳選を始める前に、そのキャラの「絶対に欲しい特性」を1〜2個決める(徽章ごとに)
- 研磨剤は「絶対に欲しい」のどれかが出るまで使わない。「悪くないから」でロックを重ねると、本命が出る前に研磨剤が尽きます
- 金・+2の希少特性は、雫で上げられる候補としてロックしてよい。雫を使う2か所の予定と噛み合うかを確認してから
- 出やすい特性(攻撃力%・種別ダメージなど)は最後に回す。ロックしなくても再抽選のうちに出てくるので、希少特性の確保が済んでから残り枠で拾えば十分です
- 2つ目のロックはさらに慎重に。抽選枠が2つまで減るので、残りの「絶対に欲しい」がまだある状態で2つロックすると、それが出るまでの回数が大きく増えます
「絶対に欲しい特性」はキャラの役割で変わります。アタッカーなら会心率・属性耐性貫通・火力源のスキルレベル、サポーターならSP獲得効率とバフ量に効くスキル・素質レベルが基本です。
初級・中級・上級ごとの考え方
初級(三角章・Lv70)
スキルレベルも素質レベルも出ないので、希少ステータスを確保する徽章と割り切ります。
- アタッカー:虹の会心率・虹の属性耐性貫通が本命。どちらか1つが出た時点でロックして、もう片方を狙う
- サポーター:支援SP獲得効率が本命。回転率がそのままバフの維持率になる
- 金で出た場合は雫で虹にできるので、ロックの候補に入れてよい
中級(円形章・Lv80)
火力源(またはバフ源)になっているスキルのレベル+3が最優先です。
- スキルレベル上昇は約4割の徽章に付くので、まず「付く」こと自体は珍しくありません。+2が出たら雫で+3にできる候補として扱えます
- 中級にも会心率・属性耐性貫通・SP獲得効率は出ます(出やすさは初級と同程度か、やや低め)。スキルレベル+3を確保したあと、残りの枠で狙う形が現実的です
上級(六角輝章・Lv90)
採用している素質のレベル+3を狙う徽章です。ここは他の2つと事情が大きく違います。
- 素質レベル上昇の抽選対象は、キャラが持つ主力側のサブ素質・支援側のサブ素質・汎用素質のすべて(21種)で、それぞれほぼ同じ確率で選ばれます
- 主力で使うキャラなら、役に立つのはそのうち主力のサブ素質6種と、主力で取れる汎用素質6種の計12種まで。実際に採用しているのはさらに少なくなります
- コア素質(背景がピンクの素質)はレベルの概念がないので、徽章で上がることはありません
1枠あたり = 素質レベル上昇が付く確率(約11.9%)× その中で+3になる確率(約4.8%)× その素質が選ばれる確率(1/21)
- 狙いの素質が1つだけ:+3は平均約930回、+2以上でも約300回
- 候補の素質が3つある:+3は約310回、+2以上なら約100回
1つの素質の+3だけを狙うのは現実的ではありません。「+3を付けたい素質の候補を複数持っておく」「+2を雫で上げる」の2つを組み合わせるのが前提になります。
耐性貫通の2個目はどう考えるか
属性耐性貫通は1個目の効果が非常に大きい一方、2個目は伸びが小さくなります。有志の計算では次のとおりです。
| 敵の属性 | 虹貫通1個目(0→110) | 2個目(110→220) |
|---|---|---|
| 弱点属性 | 約+22.9% | 約+8.1% |
| 等倍属性 | 約+24.5% | 約+14.8% |
では2個目は優先度が低いのかというと、一概には言えません。比べる相手によって答えが変わるからです。
- スキルダメージや通常攻撃ダメージのような種別ごとのバフは、その種別のダメージにしか乗りません。キャラのダメージのうちその種別が占める割合が小さければ、表示の数値ほどは伸びません
- 一方、属性耐性貫通や会心系は、そのキャラが与えるダメージ全体に乗ります
- そのため、2個目の貫通が+8%程度まで下がっていても、他の候補より実際の伸びが大きいケースはあります
どちらが上かは、そのキャラがどういう形でダメージを出しているか次第です。「2個目の貫通はいらない」と決めつけず、キャラごとに判断してください。
有志の計算例では、虹の属性耐性貫通1個で約+23%、スキルレベル+3で約+20%、虹の会心率1個で約+8%のダメージ上昇とされています。キャラや編成、既に積んでいるバフによって変わるので、あくまで目安です。ダメージの掛かり方はダメージ計算式の記事で解説しています。
水属性キャラでの具体例
当ブログで扱っている水属性の主要キャラについて、各徽章の「絶対に欲しい特性」をまとめます。出たら研磨剤を使ってよい候補です。
| キャラ | 初級 | 中級 | 上級 |
|---|---|---|---|
| チトセ 主力・スキル型 |
水属性耐性貫通 会心率 |
主力スキルレベル+3 (次点で会心率) |
漣撃の型+3 (次点で連龍の剣舞・波間の剣舞) |
| トーナ 支援 |
支援SP獲得効率 水属性耐性貫通 |
支援スキルレベル+3 | 採用しているサブ素質・汎用素質の+3 (活路の一矢・リーダーのカリスマ・支援デリバリーなど) |
| ウィロー(水着) 支援・サポーター |
支援SP獲得効率 | 支援スキルレベル+3 | 呑み込む巨浪+3 (次点で遠ざかる潮騒・規律敷く海風) |
- チトセはアタッカーなので、初級で会心率と耐性貫通の両方を狙います。どちらも出にくいので、金でも出たらロックして雫で上げるのが現実的です
- トーナは支援ながら支援スキルで大きなダメージを出すキャラなので、SP獲得効率に加えて耐性貫通も候補に入ります。どちらを優先するかは、トーナにどこまで火力を担わせるか次第です。お届けターゲット・オマケの一矢はコア素質なので、徽章のレベル上昇の対象になりません
- ウィロー(水着)は自身が大きくダメージを出すキャラではないので、耐性貫通はあえて厳選する必要はありません。SP獲得効率と支援スキルレベルでバフの回転と量を確保するのが先です
各キャラの素質や、徽章の2位・3位以下の候補は個別記事で詳しく解説しています。
まとめ
- ロックするのは「出にくくて、そのキャラの火力や役割に直結する特性」だけ
- 会心率・属性耐性貫通・SP獲得効率は、出ること自体が少なく、虹になる割合も低い。虹だけ狙うと数百回単位になる
- 恩恵の雫で金→虹、+2→+3にできる。雫を前提にすると数十回単位まで縮む
- 上級の素質レベル上昇は全素質から均等に選ばれるので、候補を複数持ち、+2も雫で拾う
- 耐性貫通の2個目は伸びが小さくなるが、優先度はキャラのダメージの出し方で判断する
- 研磨剤は「絶対に欲しい」特性のどれかが出るまで使わない
- ダメージ計算式の仕組みとビルド構築の基本
- 水属性パーティ育成論|スキルダメージ型が主流の現環境
- チトセの育成解説|素質・徽章厳選と推奨編成
- トーナの育成解説|素質・徽章厳選と役割
- ウィロー(水着)解説|スキルダメージ型を主流に変えた性能
- テレサの育成解説|サポーターの徽章厳選
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本記事は個人プレイヤーによる備忘録・情報共有を目的としています。出現率は有志による集計値で、ゲーム側から公表された確率ではありません。不正確な情報が含まれる可能性があります。再抽選回数の目安は集計値からの試算で、実際の結果を保証するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いいたします。
参照元
- ゲーム内の実データ(徽章の特性・表示数値、素質の区分)
- 有志による検証(徽章特性の出現率の集計、ダメージ上昇の計算例)
- 有志による考察・使用感(研磨剤のロック運用、上級徽章に出ない特性の報告)
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